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胃を守るための寝方の向きとは

食べ物を消化してくれる胃は、寝るときに身体の向きによってかかる負担や働きに大きな影響を与えてしまうことがあります。
昔から食べてすぐ寝ると牛になるといわれます。
確かに食べてすぐに横になってしまうと胃の働きが悪くなってしまってうまく消化をすることができなくて、血糖値が上昇してしまい太りやすくなってしまうという一面があります。
さらに食べてすぐ横になってしまうと胃酸が逆流してきてしまって食道にダメージを与えてしまう逆流食道炎のリスクを高めてしまうことからもすぐに横になるのはあまりよくありません。

一方で寝方によっては消化を助けてくれるケースもあるのです。
胃は手で触った時に左のあばら骨の境目のすぐ下からお腹の中央辺りにあり、周りには十二指腸など消化を助けてくれる臓器もたくさんあり、身体の左側に集中しています。
胃の形を想像してもらうと分かりやすいのですが、食道を通って胃に入った食べ物は上から入って右下から腸へと排出されていきます。
ですから右半身を下にして横になってあげると胃の中の食べ物をうまく排出すること消化を助ける効果が期待できるのです。

逆に胸やけなどがする場合には、横になったことにより胃酸などが逆流してきている可能性があるので、左半身を下にした寝方をすると食道を守ることができます。
ただ胃に負担をかけないようにするためには、食後すぐに横になるのはあまりよくありません。
どうしても横になりたいのであれば、頭をできるだけ高くして上げることが大切です。

また調子が悪いなと感じるときは柔らかいごはんやヨーグルトといった乳製品など消化の良い胃に優しい食べものを食べるようにしましょう。
脂っぽいものや辛いもの、カフェインが含まれているお茶やコーヒーなどは避けたほうが無難です。

例えば水を白湯にかえるだけでも負担を大きく減らすことができます。
胃に負担をかけるような生活を続けていると、潰瘍やがんといった病気にリスクも高くなってしまうので気を付けましょう。

胃の働きを良くする食べもの

胃は眠る時の寝方の工夫以外にも、食生活の改善によって調子良くしていくことが可能です。
日常生活でも精神的な影響を受けやすい消化器ですので、胃に優しい負担のかからない食べものを選ぶようにしましょう。

食事の際にはよく噛むことを心がけて、とくに夕食は遅い時間にならないよう注意します。
夜間は消化を完了させて体内の代謝に使われるべき時間帯ですので、夕食が遅くなったり夜食を追加で食べていると胃に負担となります。

食事の内容については、胃のケアを重視すると「ビタミンU」がポイントです。
この栄養素が含まれるキャベツ、セロリやレタスが適しています。
胃もたれを感じる場合には、胃酸の分泌を抑制したり、粘膜の再生を促す成分が重要になるため、サラダなどで積極的に食べていきましょう。

また、消化の面から考えると、腹持ちの良い食事は夕食には向いていません。
天ぷらや脂分の多い肉類は、よく噛んで食べていても、分解・消化に時間がかかるため胃にとっては負担となります。

消化しやすい食べものとしては、タンパク質では魚の白身が適していて、その他、豆腐や納豆、ヨーグルトやバナナなど、本来なら朝食でよく食べている食品が消化もスムーズです。
つまり朝食後にお腹が空いてしまうという人の場合には朝食で肉類の食事が向いていて、胃に不安のある人の場合はこれらの消化の良い食品が向いているということになります。

このような食事面や夕食をとる時間の工夫の上で、眠る時の身体の向きを心がけていると胃の調子も良くなってくるでしょう。
弱まった胃も、夜間にしっかり回復できれば不調も少なくなってきます。
そのためにも睡眠時間は十分確保するようにしましょう。

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